感じる身体をとり戻す　コンティニュアム・ムーヴメント

10月11日（日）10:３0〜1２:00

コンティニュアム・ムーヴメントは、動きの瞑想、動きの中にある哲学などと言われ、呼吸、声、穏やかでゆっくりとした動きを通して、文化によって条件付けられた思考や行動様式、制限された動きのパターンを和らげていきます。

嵐の只中には暴風が吹き荒れ、海面が激しく波立ちますが、そんな時でも海の中へと深く潜れば、そこはとても穏やかで安定しています。

今日のように世の中が激しく揺れ動き、想像もしなかったような事態が立て続けに起こるとき、私たちの身体も心も、気づかぬうちに大きな影響を受けていることがあります。

コンティニュアムでは個々が時間を取って自分のペースで動きの探求をする時間のことをダイブと呼びますが、そのダイブの時間にわたしたちは、日常のあれこれや、騒がしいマインドを手放し、静けさと落ち着き、安心を感じることが出来るのです。

今のような時代に日々の生活において自分一人でもできるプラクティス（実践）を持つことは、精神的な安定にも、健康状態にも、大きなサポートになります。

ヨガ、ピラティス、マインドフル瞑想なども、今では広く知られ、多くの人たちが実践しています。コンティニュアムは日本ではまだあまり知られていませんが、アメリカで1967年に生まれ、現在も広がりつつあります。

今回のクラスでは、受講していただいたみなさんが、クラスが終わった後も、ご自身で実践できるような構成としています。

ダンスではなく、激しい動きはありませんので、年齢、性別、身体能力などを問わずご参加いただけます。

両手両足を広げて寝転がることが出来る障害物の無いなるべく静かな場所でご参加ください。畳やカーペットの部屋が好ましいですが、床が硬いフローリングの場合はヨガマットなどをご用意ください。

伸縮性のある服装でご参加ください（ジーンズ、スカートなどは不可）。

必要と感じられる方は飲み物、ノート、ペンをご用意ください。

 コンティニュアム・ムーヴメント認定教師　　

2008年にコンティニュアム・ムーヴメントに出会う。

この時に、大人になってからはすっかり忘れていた、全体とのつながりの中に在って、開かれた個で在れる、身体も、心も、思考も、すべてが自由な感覚を思い出したことにより、身体との親密な関係を取り戻す探求を始める。

2012年よりアメリカで創始者であるエミリー・コンラッドより直接コンティニュアムを学ぶ。ビジョナリーと言われたエミリーの教えを身体を通じて直接受け継いでいる、唯一の日本人教師。

2016年に教師認定を受け、現在は主に都内でワークショップと個人セッションを行い、コンティニュアム・ムーヴメントを通しての探求を続けている。